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台風一過

今朝は台風一過のさわやかな(浜は強烈)北西風が吹いて空は晴天。
浜に出ると丘陵から陽が昇り、朱色に染まって明るくなってきました。
海は遙か沖から白波が浜を駆け上り、迫ってきます。浜辺は広く感じるほど、
ゴミや起伏が無くなりました。綺麗に波がならし、砂も固く締まっています。
流木は昨日より陸側に運ばれ、満潮時にはかなりな所まで波が届いたようです。
浜の砂も同じように、陸側に運ばれていました。
巡回を始めると、早速以前のウミガメの産卵巣を探しましたが・・・。
やはり砂浜ごと変わってしまっています。均等にならされた浜には産卵巣のあった起伏ごと跡形もなく無くなっています。かなりな割合で流されたようです。まったく変わってしまった浜に産卵巣のマーキングのみ虚しく残っています。
そんな今朝でも、新たにアカウミガメの上陸は確認されました。
2ヶ所の上陸、1ヶ所は2ヶ所のボディピットはあったものの砂地が固く、産卵は出来なかったようです。
もう1ヶ所は砂浜の工事残土土手にアカウミガメが落ち、なんとか自力で浜に戻っているのですが、パニックになってしまったようで産卵どころでは無かったようです。
浜辺の砂は波によって綺麗にならされ、ゴミは埋もれたり流されたりと今朝の浜辺はすっきりとしています。
自然の復元する力は何もかも受け入れながら行います。人の叡智(?)など浅はかで到底及びません。人の力で変化を与えれば、さらにその変化の上を飲み込んでいく自然の復元力。
その復元力の前になんらかの壁が存在したとしても、いとも簡単に消し去ってしまう力があります。
壁が、人の存在だとしても同じように自然の復元力は飲み込み消し去るでしょう。
そんな、浜を見事にコウボウムギの植生帯はしなやかに砂浜を守り抜いています。

写真は見事に砂浜をホールドし、波にも負けなかったコウボウムギの植生帯。

今朝のウミガメ調査フォトアルバム
何がアカウミガメの産卵を阻止しているのか

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