2005/Aug/17 Wed | 表浜のウミガメ調査
2ヶ所上陸
夏休みが終わり静けさを取り戻した海岸、それだからか今朝は2ヶ所でアカウミガメの上陸を確認しました。1ヶ所は上陸し、ブロックに阻まれたのですが、ブロック切れ目まで移動し、その後も陸に進み、道路も越えて草むらに入ってしまったようです。
駐車場まで登って引き返し、帰りもブロックに当たり、越えられる所まで移動しなんとか海に帰っていました。ボディピットは3ヶ所あったのですが、産卵は出来なかったようです。もう1ヶ所は上陸後、砂浜づたいにブロックを乗り越え植生のあたりで引き返しています。これも産卵はできなかったようです。
この時期の産卵は孵化まで60日とすると10月初頭。卵にとって日射気温が低すぎる場合はほとんどが孵化出来ない恐れもあります。子ガメにとっても海水温度は18度以上は必要なので厳しい条件になることには間違いなさそうですね。
さて、孵化の状況ですが、心配していたブロックの後背に取り残された産卵巣で始まりました。
足跡からすると20匹程度です。海を目指して進むのですがブロックに阻まれ、なんとその位置から約120メートルほどブロックに沿って移動しています。ちょうどブロックの切れ目位置で海に向かっていました。子ガメも相当右往左往したようです。カラスやハクビシンなど捕食者なども多く、被害に遭っていないようなので良かったのですが、子ガメにとっては相当な負担となったようです。
しかし、子ガメの能力は凄いですね。僅かな隙間を見つけ、なんとブロックを抜けているものもいました。今回は消波ブロックの西端なのでよかったのかもしれません。中央部だともっと困難な状況となるでしょう。
写真は消波ブロックの内側で右往左往と彷徨う、子ガメの足跡
今朝の孵化調査フォトアルバム


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