2005/Aug/24 Wed | 表浜のウミガメ調査
明日には通過
台風11号の進路は紀伊沖から東海、関東へと進路を取って進むようです。
今朝の表浜は、意外と海のうねりはそれほど大きくもなく、荒れた感じは今のところ無いです。
しかし、潮位は高いので時折大きな波が砂浜を駆け上ってきます。
昨日の夕方、確認した場所以外も、今朝は確認に回りました。
潮位が上がっているとかなり砂浜が狭く感じます。これからうねりが高くなることを考えると産卵巣をより安全に移植した場所でさえ、流されかねない状況です。
汀線に近い産卵巣で孵化時期が過ぎた場所を2ヶ所ほど掘り出しましたが、孵化していませんでした。
また、汀線から10メートルほどの産卵巣は既に波の下です。
消波ブロックの前に産卵した場合は孵化率が0パーセントに近いです。こんな事ならブロック前は全て移植した方が良かったのかも知れません。しかし、労力・時間が不足なのはなんともならないのです。
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2005年度の表浜のアカウミガメは以下の状況です。
・150回の上陸
・産卵に成功したものは73ヶ所。
・流出・水没した産卵巣は判っているだけで13ヶ所
・孵化脱出の確認が出来た産卵巣は約12ヶ所
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まだ初期の段階なので、この結果で判断は出来ません。
しかし、なんとも確立が悪いことか・・・・。その中でもアカウミガメが成長する確立はもっと低い訳です。
今、表浜海岸に訪れるアカウミガメの産卵環境は最悪でしょう。しかし上陸する数は多いのです。
今まで、自治体はアカウミガメの減少原因は不明と判断してきたようですが、どうなのでしょう。
海岸を見ていれば要因・原因は明確に判断出来ます。実行するかしないかの問題では無いのでしょうか。
「環境を守る」と言った言葉は通常使われますが、その言葉が実は大嫌いです。
その言葉には人の立場のおごりを感じます。
まるで環境が、か弱き守るべき対象物のように捉えている姿勢が見えてきます。
自然は偉大で強靱です。どのような変化も自在に行います。
正しくは環境は守るものでは無く、私たちが自然・環境に守られているのが事実でしょう。
子どもにもその言葉を使わせていたら、自然・環境の中に包まれている事に気が着かなくなってしまいます。
私たち、人は自然に守られている事に気が着かなくなったら、確実に人の存続が危ういものとなるでしょう。アカウミガメの存続も、そんな観点から見ていきたいですね。
写真は6月20日に汀線から8メートルほどの所にあった消波ブロック前の産卵巣。既に波の下です。
今朝のアカウミガメ孵化調査フォトアルバム







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