2006/May/25 Thu | 表浜海岸ニュース
遠州灘侵食5年間で具体策
遠州灘の侵食問題に新しい潮流が!
今日の中日新聞(静岡県版)から抜粋
文部科学省の本年度科学技術振興調整費対象事業に採択された。
浜松市や光技術の浜松ホトニクス(同市)、豊橋技術科学大学などでつくる産官学共同研究チームと、静岡大工学部は24日、それぞれ浜松市役所で記者会見し、事業の意欲を語った。
遠州灘海岸侵食の解明に取り組む産官学共同研究チームの代表者、青木伸一豊橋技術科学大学教授は「国や静岡県の事業と連携し、研究成果を全国の海岸侵食対策に反映させたい」と意欲を示した。
青木教授によると、研究は7月から、天竜川河口から浜名湖と海を結ぶ今切口の東西約20キロ、水深約20メートルの沿岸域で始める。年間2億円の研究費が支給され、期間は上限5年。最初の2年は、川から海に運ばれる砂の動きを突き止め、海浜形成のメカニズムを明らかにするとともに、光技術や魚群探知機のトップメーカー、本多電子(愛知県豊橋市)の超音波技術を応用して基本的なデータを収集する。
残り3年で、人工的な構造物に頼らず防災だけではなく漁業や景観に配慮した具体的な侵食対策を提案する。
国土交通省の天竜川ダム再編事業、県の遠州灘海岸保全事業などとも連携し、最終的には、研究成果を新しい海岸政策「遠州灘モデル」として確立させ、他地域での海岸侵食対策にも役立たせたい考えだ。






