
稚ガメが消波ブロックに落ちていると通報頂き、忙しさの中、遅れてしまったのですが今朝確認に行きました。現場は私たちの調査範囲が届かない田原の海岸です。現場に到着すると早速、ブロックの穴を注意深く見回ります。やはり稚ガメの死骸が見つかりました。海岸は汀線から40メートルほど傾斜堤手前4メートルぐらいにブロックが位置しています。産卵巣はかすかな稚ガメのタートルトラックを辿って見つけることが出来ました。傾斜堤の直ぐ根本で産卵したようです。海側は砂浜が下がっていて今の時期だとどのように親ガメが上陸したのか(たぶん8月後半ぐらいかな、上陸時には砂が上手く掛かっていたのでしょう)消波ブロックを越えて産卵した訳です。で、稚ガメが孵化して脱出となったのですが、ブロックの穴に落ちてしまったのです。ブロックの穴の中には稚ガメの足跡がグルグルと回っています。その穴には2匹の稚ガメの死骸が認められました。確認出来た死骸は12匹。現場を見る限り、稚ガメは越えることはほとんど不可能な感じなので、まだ砂に埋もれてしまった稚ガメも多数なのでしょう。仕方がないので産卵巣も掘り出して確認しました。なんと生存は3匹。1匹は死骸。他は全て孵化したようです。生存していた稚ガメはほとんど衰弱しきっています。たぶん生き延びることは難しいかな。でも、海に向かって稚ガメは進みました。ここまで防災面で人工化が進むと野生動物に影響を与えることは免れません。考える事が出来る私たちヒトがなんとか方策を練ることも必要ではないのでしょうか。
※通報頂きました今井さま:確認出来ました。ありがとうございました。
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